2012年04月24日

夢への一歩を踏みました!ですので、ちょっと振り返ってみようと思います。    「すみだ撮影所編」

映画「くそガキの告白」墨田区先行上映会を無事終了することができました!

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地元に戻り、地場映画を制作するべく歩み地元を旅して、はや2年がすぎました。
やっと一つの節目を迎える事ができましたことを、本当にうれしく思っています。

ここに至るまでには本当にいろいろなことがありました。

すべての始まりは、ある映画での後輩の死でした。
映画の制作現場での事故死。居眠りで即死でした。

彼の夢はプロデューサーになることでした。

そこで僕は考えました。
自分の地元をベースに映画製作を行えば、居眠りの事故は回避できるのではないかと。
眠いときには内で寝てもらえばいいと。。。

で、はじめたことは、「すみだ撮影所」でした。
いつかやる映画の為に、制作部としての経験を生かし、時間がある限り、墨田区を回り、物件の開拓を始めました。ただ、映画作りはやっていましたが、ビジネスというのは、初めてだったので、まぁ、信用されません。なによりも、こんな廃墟の場所を貸すだけで1時間5000円とか払うバカがいるわけがないじゃないかと、いわれた事もありました。が、撮影の依頼が入り、実際に撮影を終える頃には、弊社の信頼と実績の1ページに刻まれました。m_m

実際の仕事は、撮影の立ち会いです。はたから見れば、なにもしないでお金をもらうのか?と思われるかもしれません。確かにみーてーるーだーけーです。ただそれは、現状復帰の為です。撮影時に発生する問題の原因は、3つで、時間のおしまき、現状復帰、そして挨拶です。ですので、地域に挨拶をして、撮影の状況を見てオーナーさんと時間や料金の相談をしたり、もの移動の際はチェックし、撮影終了時に、片付けと掃除をします。


何件か撮影をしているとあることに気がつきました。


「見る」という行為。これがなかなか面白いのです。


午前7時、墨田区八広の街は、地盤産業として革の製造を行っている街です。
その一角にとてもレトロで味のある倉庫があります。
平日であれば、革をなめすドラムの音が響き渡る場所ですが、今日は日曜日。

真っ白な野良猫が路地裏をゆっくりと歩いています。

とそこに白のハイエースが2台荒々しくやってきます。野良猫が足早に去って行きます。
一人のやや小太りの若い男性が、ガムテープをひもで腰に巻いて、台本を後ろポケットにいれ、車から降りてきました。

えっさ、えっさ、ほいさと、僕に近づいてきます。

ぼさぼさの髪と、にじんだジーパンからこぼれる黒のブリーフを見るかぎり、学生あがりの1年目の制作進行見習い。
開口一番に口にしたのは、「車ってどこにおけばいいっすか?」「そこです」と答えると、
えっさえっさほいさ、みたいな感じで車に小走りで戻っていきます。と、ばさっと、台本が右ポケットからこぼれました。そのことに、気がついた彼は、振り返り、

えっっさ。

みたいな調子で体をねじらせて、台本を拾い上げ、再び車へ戻り、みなを誘導しています。


車から降りて来たのは、30代半ばぐらいの監督とカメラマン。
車から降りて、ロケ地の確認を始めました。

この物件をみる時の表情は、いい女を見る表情と多分いくつかの共通項を含んでいるものと思われます。
彼らは、いい作品を作る為に、いいアングルを模索しながら、「見る」のです。

ただ、彼らは知りません。僕がじっと「見て」いることを。。。

つづく。。。

















posted by 小林 at 01:29| 東京 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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